WONDER BOY

WONDER BOY 小章235蟻と砂糖と、

Posted in Uncategorized by dikdiklyly on 12/18/2013

そんな話、夢の中で、聞いた気がする、指で、丸をつくって、その中からふいた、石鹸のしゃぼんだまは、あのモンスターのもとへ、飛んでいった、ふたごの詐欺師は、おとぎ話と、魔法を散蒔いて、大金持ちになったのだけれど、まいにちまいにち、食事はコーラとチョコバーだった、道路で、轢かれた人形は、近所のあのこが抱えていた、クリスマスはもうすぐで、黒い樅の木下には、黒いあの子のBMXが、電飾でキラキラと輝いている、雪は白から黒に変わり果て、帰りにはマクドナルドに寄ろうか、バーガーキングに寄ろうか考える、真夜中のあの通りは、注意しよう、大きなあの真っ黒のモンスターが潜んでいる、あの棲家には蟻と黒い甘いモンスターを飼った少年が居て、彼のパーカーのフードには、たくさんの物語があった、いっしょにLAに行きたい、蟻が纏わり付いた、指先は、ちゃんとおいしいハンバーガー屋さんをみつける、もっといいものもみつけるかもしれない、パークにいこうか、蟻とそのモンスターと、DIKくんをつれて、でも、なにもしないで、ビールとポテトで乾杯するの!おおきな黒い蟹のモンスターがスケートしているのをみて、わらいながら、大量の砂糖を、彼が飼ってる蟻にあげるだ。

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