WONDER BOY

WONDER BOY 第4章 スカートの男が継母から聞いた物語「ギリムの黒と白の魔女、鏡に囚われた男と黒い毒林檎」4

Posted in Uncategorized by dikdiklyly on 05/12/2011



これはスカートの男の継母がスカートの男が眠る前に「白雪姫」をお話しようとしたけれどうる覚えで話した物語

「some day my prince will come~~~ some day we’ll meet again and away to his castle, we’ll go ,To be happy forever, i know~~~some day when summer is here we’ll find our love anew And the monsters will sing And wedding bells will ring some day when my dream come true~~~♩」ハウバルは椅子に座り、7人の小さい老婆たちに囲まれて歌っていた、ハウバルが白い魔女の家にやってきて10日が経っていた、「いい歌ね〜〜ハウバルもういっかい歌って!」「歌って!」ハウバルは片手にワイングラスを持ちすっかり酔っぱらっていて、すっかり気分をよくしてうっとりした眼つきで「もう一回だけよ」とウィンクした、「ハウバルってほんと美少年ねぇ」「美しいわほんと」、ハウバルと7人の老婆たちは白い魔女と鏡に囚われた男が街へと買い物に行っている間に、昼間からワインを取りだし、ピクニックをしいていた、本当は外へ出て風の気持ちがよい、陽の光が少し差し込むところへ出かけたかったのだが、ハウバルは黒い魔女に狙われているので、白い魔女スノーホワイトと絶対に外へは出てはいけないと約束をしていたのだった、「はぁ、すっかり酔っぱらってしまったわ…なんたって毎日この白い家のなかにいるのだもの…飲まなきゃやってられないわよね…」ハウバルは充血したてピンク色になった眼をこすりながら、また、グラスに赤ワインを継いだ、「ハウバル、いいのよ、こんな時は飲んじゃなさいよ」「飲んじゃえ飲んじゃえ」小さい老婆たちもいっしょになってワインをがぶがぶと飲んでいた、「ねえ、なんかおなかすかない?」ハウバルはキッチンの方をみながらお腹をさすった、「何もないわよ」「ランチ用にスノーホワイトが用意してくれたスープもパンも朝たべちゃったもの」「うん、なにもないわ」「なにもない」7人の小さな老婆たちはキッチンを探したけれど、チーズ1枚もなかった、「あるのはBIG MACの包み紙だけよ」「あの鏡の男はいっつもBIG MACたべてるけどふとらないのかしら?」「ほんとよね」「ほんとほんと」「ふう、どおする?」ハウバルは酔っぱらって椅子に項垂れていた、「ア!」ハウバルはいい事を思いついた顔をした、「外に出なければいいんでしょ?だったらPIZZAを頼めばいいのよ〜〜〜!」ハウバルと7人の小さい老婆たちは手を叩いて「そうよそうよ」とよろこんだ、「電話は?電話は?」………………….(黒い魔女の城の黒い魔女の部屋)「ん?んーーーーふっふっふ!やっとチャンスが来たよ!」黒い魔女ナイトブラックは水晶でハウバルたちの行動を1秒たちとも見逃さないように、監視していた、「とうとう、ハウバルを殺す時がきた….」魔女の水晶にはハウバルがPIZZA SHOPに電話をかけようとしているところだった、黒い魔女ナイトブラックは水晶に向かって、指をくるりとまわし、黒いもやもやとした霧のような魔法を電話にかけた、すると、次の瞬間、その黒い霧は電話の受話器の形になり、黒い魔女の手の中に収まった、そして、リリリリリンと甲高く大きな音を出した、黒い魔女は「コホン」と咳払いをして電話に出た「もしもし、あーあーこちらPIZZA BLACK SHOPです」「あ!つながったつながった」ハウバルの声の後ろでは「YEY!」や「WOW!」と小さい老婆たちの歓声が聞こえた、黒い魔女は一瞬笑いそうになったが、堪えて電話を続けた「ぷっ…あ.、あ、おきゃくさまぁ、PIZZAをご注文でしょうか?」「そうです!GARBAGE PIZZAを10枚!!」ハウバルはげんきよく答えた、「かしこまりました、GARBAGE PIZZAを10枚ですね、ご住所とお名前をおねがいします」魔女はいまにも笑いそうだった、「名前はハウバル、、住所は、住所は、、ねー住所わかる?」ハウバルは小さい老婆たちに聞いていた「すみません、住所はわからないんですけど、森の深いところにある、白い家なのですが、、」「あー白い家とは白い魔女のスノーホワイトさんのおうちですね?わかりました30分後にお届けしますガチャ」黒い魔女は急いで電話をきって(正確には黒い霧の受話器を消した)大笑いをした、「あーーーーははははは!ハウバルめ!あいつはばかなの?酔っぱらってちょうどよいわ!」黒い魔女は大急ぎで最後の支度に入った、このまえ急いで、街へ行って用意したPIZZA SHOPのコスチュームに着替え、ミイラの粉でつくった魔法の液体を飲み、若い男へと姿を変えた、いつもつかっている空飛ぶ魔法のほうきをピザ屋のバイクに変えた、そして最後に、黒い魔女がキッチンでつくった毒入りGARBAGE PIZZAを大切に抱え、バイクのボックスにやさしく入れた、「これで準備完了、ハウバルは死ぬね!このGARBAGE PIZZAを喰ってね!」黒い魔女ナイトブラックはバイクに跨がり、頭あたりを指で擦って”PIZZA BLACK”とかかれた黒いキャップを被り、お城の窓から勢いよくバイクで飛んでいった、、、

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